WEBアプリケーション(スクリプト)作成・修理・トラブル解決相談
Memo
2022 年 5 月投稿文
- < May 2022 >
- [ハードウェア] USBメモリ等の外部記憶装置の容量が小さく表示される理由
- 64GBのUSBメモリを買ったはずなのに、PCに接続したら「62GB」と表示されました。壊れているのでしょうか?
- いいえ、これは正常です。理由は、メーカーの1KBとOSの1KBの計算法が異なるからです。
- メーカーでは、1KBは1000Bです。一方、OSでは1KBは1024Bです。コンピュータの気持ちになれば1024Bのほうが気持ちのいい数字です。
- さて、計算してみましょう。
- 64 [GB] * 1000 [B] / 1024 [B] = 62 [GB]
- この式は、64GBをByteに換算したあと、1024Byteで割ってOSのGBに換算したものです。見事に62GBととなりました。
- したがって、64GBのUSBメモリをPCにつないで62GBと表示されるのは正常です。
- 2022-05-04 (Wed) by Canaid SK
- [情報技術] レンタルサーバの今と昔とパーミッション
- 昔は、独自スクリプトを設置する際にパーミッションの変更はつきものでした。しかし、WordPressが普及してからでしょうか。パーミッションを変更しなくても良い仕様のレンタルサーバが増えました。どうしてそうなったのでしょうか。
- 思い返せば、昔のレンタルサーバといえば、サーバ内にユーザーごとのディレクトリが有り、そこにpublic_htmlがあってウェブサイトファイルを置くようになっていました。ゆえにFTP等でアップロードしたファイルの所有者はユーザでした。ウェブサーバは別のユーザ名ですので、ウェブサイトからファイルを書き換えるには、「誰でも読み書き可」の権限設定が必要でした。
- しかし、今はおそらく仮想化しているのでしょう。ユーザごとにサーバがあるような状態であり、ファイルの所有者もサーバである。ゆえに、パーミッションの変更をせずともウェブブラウザから読み書き可能である。
- ということなのだと思います。
- これは可用性を上げますが、完全性と機密性を下げます。WordPressにマルウェアが仕込まれる例が多いのもこのせいです。
- ウェブサーバを知らずともCMSを使えるようにするか、セキュリティを上げるか。仮想化して囲ってしまうので、たとえ感染しても別ユーザへの被害は抑えられますが、もうちょっと堅くして、サーバとユーザを分けても良いかもしれませんね。
- 2022-05-29 (Sun) by Canaid SK
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