- [情報技術] ASUS X205TA & Raspberry PI OS Desktop で動くもの動かないもの
- ASUS EeeBook X205TAにRaspberryPI OS Desktopをインストールして半月以上になります。使えるもの使えないものがわかってきましたので、記録として残します。
- 使えないもののほうがかなり少ないので、それを一覧にします。
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- 内臓の無線デバイス
- 内臓のBluethooth(デバイスの認識はしますがペアリングができません)
- タッチパッドのタップをクリックと認識する機能(スクロールや拡大はOK。物理的なクリックもOK)
- スリープモード復帰後のタッチパッド
- Linux Mintではスピーカーが使えないというブログ記事がありますが、RaspberryPI OS Desktopでは、音の入出力に問題はありません。内蔵マイクも機能します。
- 2025-10-19 (Sun) by Canaid SK
- [情報技術] ASUS X205TA & Raspberry PI OS DesktopでUSB無線子機
- ASUS X205TAにRasPI OSデスクトップ版を入れましたが、内臓の無線デバイスが認識されません。(予想通り)
- 先人の知恵に従いデバイスドライバを入れてみたものの、動かない。
- 仕方がないのでUSB無線子機を使ってみました。結論から述べますと、買ったばかりの「BUFFALO WI-U2-866DM」は、認識はされても無線としては使えず、古い古い「PLANEX GW-USMicroN」は差し込むだけで無線子機として認識されました。
- 2025-10-10 (Fri) by Canaid SK
- [情報技術] TOSHIBA Dynabook B65/MでUSBブートできない
- dynabook B65/Mで、Secure BootをDisableにしているのに、LiveOSやOSインストーラを入れたUSBメモリを起動できない。という問題でしばらく悩みました。
- 現象はこうでした。
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- USBメモリを差す。
- PCの電源を入れる。
- 「dynabook」表示中にF2でBIOSを開く。
- Secure BootがDisableであることを確認する。
- BIOSを抜ける。
- 「dynabook」表示中にF12でデバイスメニューを開く。
- 「USB Memory」を選ぶ。
- 画面が1度明滅して、デバイスメニューのまま。
- 原因は、SDカードを差したままにしていたせいでした。
- 本機のSDカードスロットは、内部でUSBで接続されています。ゆえに競合か、優先順位の問題でSDカードが読み込まれたかしたのでしょう。
- 近いうちに、SDカードにLiveOSを入れて、USBメモリと同時差しで、ブートがどうなるかを見てみようと思います。もしもSDカードが優先されるならば、起動することでしょう。
- 2025-09-12 (Fri) by Canaid SK
- [情報技術] PHPのDOMDocument::saveHTML()による日本語文字化けを解消
- PHP8でDOMDocumentのloadHTML()とsaveHTML()を使うと、日本語が文字化けすることがあります。そんなときは、loadHTML()に渡す前にマルチバイト文字をシングルバイト文字に変換すると文字化けしません。
<?php
$html = "..."; // 読み込ませるHTML
$encode1 = "UTF-8"; // 元のマルチバイト文字コード
$encode2 = "HTML-ENTITIES"; // シングルバイトにするためのもの
$dom = new DOMDocument();
$html_entities = mb_convert_encoding($html, $encode2, $encode1);
$dom->loadHTML(html_entities);
// 諸々の処理をして……
$new_html = $dom->saveHTML();
echo mb_convert_encoding($new_html, $encode1, $encode2); // 出力
- 2025-09-11 (Thu) by Canaid SK
- [情報技術] LinuxのCUIでvfatファイルシステムのvolume name(label)を変更する
- Linuxで、vfatやfat等のMS-DOS系フォーマットにしているUSBメモリやSDカード等のボリューム名(ラベル)を変更するには、次のようにコマンドを打ちます。
$ fatlabel {デバイス} {ボリューム名}
- 例を挙げると
$ fatlabel /dev/sdc1 NewName
- こんな感じです。
- マウント状態でしたら、アンマウントしてから行ってください。
- 2025-09-11 (Thu) by Canaid SK
- [情報技術] OSのISOファイルを使ってBootable USB Stickを作成するLinux標準コマンド
- インストール用OS、LiveOS、いずれであっても起動可能な(ブータブル)USBメモリをLinuxの標準コマンドで作成できます。
- # 方法1
$ lsblk # USBメモリのデバイスパスを確認(今回は /dev/sdX)
$ cp [ISOファイル] /dev/sdX
- # 方法2
$ lsblk # USBメモリのデバイスパスを確認(今回は /dev/sdX)
$ dd if=[ISOファイル] of=/dev/sdX bs=4M status=progress conv=fsync oflag=direct
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- bs=4M: 4MBずつ書き込み。
- status=progress: 進捗表示させる。
- conf=fsync: メタデータも書き込む。
- oflag=direct: 入出力にダイレクトIOを使う。
- 2025-08-14 (Thu) by Canaid SK
- [情報技術] ASUS X205TAでUSBブート
- ASUSのネットブック(EeeBook)X205TAにLinuxを入れようと思い、まずはLiveOSを立ち上げようと試みました。ところが一癖二癖ありましたので、記録します。
- ちなみに、X205TA自体が結構癖の強い子ですので、購入後早々にMicroSDを挿しっぱなしだと動作不良を起こしたり、アップデートで無線LANが使えなくなったり、いろいろありました。当時でも貧弱なスペックですが、小説を書くには取り回しがよく、重宝しました。

- 普通に起動をさせてもBIOSを開けないのが当時からのWindowsです。シャットダウンはシャットダウンじゃない。ゆえに起動が早くなる。というものです。
- ます必要な知識は、「完全なシャットダウン」をするときは「Shiftキーを押したままシャットダウンボタン押下」です。
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- 好みのLinuxディストリビューションのISOファイルを入手する。
- 今から使用するUSBメモリをvfat(FAT32)でフォーマットする。
- ISOファイルを右クリックして「マウント」させる。
- USBメモリをマウントさせる。
- ISOファイルをマウントさせたPathにあるファイルをすべて、USBメモリのPathにコピーする。(隠しファイルの有無を要確認)
- WIndowsを完全シャットダウンさせる。
- PCを起動する。
- ASUSロゴ表示前から「ESC」キーを連打する(トン、トン、トンのリズムでOK)。
- ブートストレージを選べるけれども 「Enter Setup」でBIOSを起動させる。
- 「Secure Boot」をOFFにする。
- 保存してPCを再起動させる。
- ASUSロゴ前から「ESC」を連打する。
- USBメモリを起動ディスクとして選べるようになっていれば、選ぶ。(もし選べない場合、EFI用の起動ファイルを追加で入れておく必要があるかもしれません。)
- インストーラに従ってインストールする。
- いくつかデバイスが使えないかもしれませんが、優雅なLinuxライフを楽しむ。
- 手順は以上です。
- ところでUSBメモリから起動をさせるためには、完全シャットダウン以外にも方法があります。「Windows Update」の「回復」から「今すぐ再起動」を選ぶと、なんとUSBメモからブートすることを選べます(英語表記です)。

- ESC連打をしたくない場合は、こちらの方法をどうぞ。
- 2025-08-10 (Sun) by Canaid SK
- [情報技術] hostコマンドでホスト名からIPアドレスを引くと、hostsファイルが反映されていない。
- 例えば、Linuxで /etc/hosts ファイルに次の設定を追加します。
127.0.0.1 google.com
- pingコマンドで google.com にpingを送信すると「127.0.0.1」が表示されるのに、hostコマンドでIPを引いてみると、
$ host -t A google.com
google.com has address 142.250.206.238
- のように、hostsファイルの設定が反映されないことがあります。
- これは、host や dig が /etc/resolv.conf を直接参照するプログラムだからです。/etc/nsswitch.conf を参照する ping や curl では、/etc/hosts ファイルの内容が優先されます。
- 試しに getent コマンドを使用してみてください。このコマンドは /etc/nsswitch.conf を参照しますので、下記のように結果が返ってくるでしょう。
$ getent hosts google.com
127.0.0.1 google.com
- そして、/etc/resolv.conf の中身を確認してみてください。ネームサーバのIPアドレスが「127.0.0.53」以外になっているのではないでしょうか。systemd-resolved を使用していない環境かもしれません。
- その環境では、自身のホスト名をローカルで名前解決せずに、指定のDNSに問い合わせるので、非公開なテスト環境での運用時に問題が発生するかもしれません。そのときは /etc/hosts で自身のホスト名にローカルループバックアドレスを指定すれば、とりあえずは大丈夫です。
- 2025-07-19 (Sat) by Canaid SK