わからない授業が終わるのは遅い。何度も何度も時計を見、「まだ5分しか経ってない」と肩を落とす。それに対し、友達と遊んでいるとあっという間に夜、まだまだ遊び足りないが帰らなければならない。こんな経験は多くの人が持っているのではないだろうか。時間の流れは一定だが、人にとって一定ではない。筆者はこれを「体感時間」と呼ぶ。
なぜ体感時間なのか説明しよう。
体感温度という、れっきとした用語がある。英語では「feeling temperature」「sensible temperature」「wind chill」「wind-chill factor」と書く。意味は、英語のほうがよくわかるかもしれない。例えば、温度計による気温自体は高くないのに、湿気が多いせいで暑く感じることがある。また、気温は高いのに、風があるせいで涼しく感じることもある。つまり体感温度とは、計測器が見せるただの温度ではなく、その他の条件によって実際に感じる温度のことを言うのだ。
筆者はそれに倣(なら)った。楽しい、つらい、急いでいる、のんびりしている―――その人の状態が、時間の感じ方に影響する。だから「体感時間」。日常生活の中、ふと思いついた物だ。
便秘。便を秘めると言えば、少しは美しく聞こえるのかもしれないが、どう考えても秘めたくない物である。
女性の中には、この悩みを抱えている人が多いらしい。テレビ番組にまで取り上げられたときもある。数年間ちょっとずつ調べてきた結果、「女性は便秘になりやすく、男性は下痢になりやすい?」という疑問にも似た結論を得た。
今回は、悩める女性に自流・便秘解消法を贈ろうと思う。ポイントを箇条書きにする。
上記6点、これが腸を整え便秘を解消するポイントである。ちなみにこれは経験則でもある。「規則正しく」が心身共にいいのは、確かなようだ。
「慣れ」はすなわち柔軟性。生きるものにとって大きな長所であるが、時に恐ろしい短所となる。短所になるとき――それは、幸せに慣れてしまったときである。
恐ろしい体験、つらい日常、幸せ、どれも回数を重ねるごとに慣れてくる。当たり前のように錯覚してしまう。なくてはならない性質だが、野放しにしているととんでもない打撃を受けるだろう。それが「慣れ」というものなのだ。
人は幸せに慣れてしまうと、それのありがたみ、大切さをしばしば忘れてしまう。忘れると失いやすい。失ってからでは遅いのである。何が幸せなのか、どうして幸せなのか、それらを見失ってはならない。ゆえに筆者は、幸せに慣れることを非常に恐れている。常に自分に言い聞かせ、慣れぬよう慣れぬよう心掛けている。
あなたはどうだろう?
これは、5年以上、島内で就職することを見据えて東京にて情報収集・模索してきた筆者が、淡路島で就職したい人に贈る島内就職ノウハウである。
読む前に1つ知っていて欲しいことがある。ここで述べることくらい、自分で見つけるのが望ましい。本当に就職したいのなら、充分にできる範囲である。できないということは、それほど意欲がないということだ。
(1)まずは情報収集
21世紀は便利になったもので、インターネットという非常に強力なネットワークがある。これを活用しない手はない。では、Webで何を見ればいいのか。情報収集なのだから、当然、欲しい情報が載っているサイトを見るのだ。検索エンジンとリンク集を駆使せよ。検索キーワードが肝心だ。
「んな方法はいいから、さっさと情報載ってるサイト教えてくれよぉ~」
そう思った君、君は努力が足らない! そんな心構えで島内就職を果たそうとは甘いぞっ。探せば探すほどわかるはずだ。淡路島にある企業の採用情報は、そう簡単には見つからない、と。リクナビにも載ってない、ありとあらゆる就職情報総合サイトに載っていない。絶望する確率は高い。
では、ある程度引っ張ったので、参考程度に載せるとしよう。わたしが苦心して見つけ出した厳選サイト達だ。
ハローワークは基本である。新卒採用こそ見つけがたいが、淡路島という辺鄙なところの求人情報を最も多く見られる。求人マッチメールは、恐ろしく便利なメールマガジンだ。欲しい地域の最新求人情報を、短いスパンで届けてくれる。求職者にとって御の字となること間違いなし。トニーワン21は、神戸新聞等に折り込まれる求人情報紙だ。アルバイト情報が目立つが、正社員・新卒募集も見かけられる。そして淡路Uターン協議会は、2003年から更新されてないのが情けないが、企業一覧が見られるというメリットがある(ただし、一部すでに存在しない会社もある)。
上記4サイトは非常に便利なのだが、それだけに頼るようではいけない。地道な検索を怠ってはならない。企業のサイトで情報を直接見、直接アタック! これが重要なのである。理由は簡単だ。求人ゼロの企業であっても、自分を売り込めば採用してくれることがあるからである(現に筆者は0から1を作り出した)。
(2)積極性が鍵
受け身な人は、大抵使えない人材である。そんな人を企業が欲しがるはずもない。「どうだ、自分を使ってみろ!」――なぜか溢れる自信と、謙虚な態度。内にみなぎる積極性を相手に見せよう。演技力もいるかもしれない。ハッタリの1つも悠々と言えるくらいがいい。「こいつはやりそうだ」――そう思わせたら勝ちである。
これだけだと、いまいちわからないという人がいるかもしれないので、例を出そう。求人情報を載せてない企業サイトであっても、メールの1つもズバッと送って社長とコンタクトを取る! これくらいの気構えを持てということだ。
(3)資格を取れるだけ取ろう
はっきり言って資格は強い。資格を馬鹿にしてはいけない。情報、英語、介護、なんだっていい。取れる資格は取ってしまおう。
「あんな試験、ちょっと勉強すればすぐ取れるじゃ~ん」
そう大口叩くくせに持っていない君、他人から見ればその発言は信用度ゼロ。君には「資格を持っていない」という事実しかないのだ。初対面の相手に己の力を見せるには、資格が一番信用できて、確実なのである。ちなみに、筆者が持っている最大の資格は教員免許。これさえあれば、いつでも学校の教員として働けるのである。恐ろしい資格だ。
(4)あるなら人脈を使おう
なんだかんだ言っても、狭い地域ほど人脈の力は強い。いわゆるコネだ。あるなら、それを使うのが就職への近道だろう。楽だし簡単だし言うことなし。もっとも、他人の力を借りなきゃ就職できないという真実が、あなたのプライドを傷つけなければの話だが。
以上、筆者の持つノウハウを簡単にまとめた。参考程度にして欲しい。決して頼り切らないように!
最後に1つ訊いていいだろうか。あなたはなぜ、淡路島で就職したいの?
あなたは英語を読むとき、どうしているだろうか?
今の中高がどういう英語教育をしているかはわからないが、筆者が中高生のときは日本語の文法に解釈し直して読んでいた。速読なんてできたもんじゃない。だって、1センテンス全部読まなければ、何を言っているのかがよくわからなかったのだから。
これではいけない。この読み方だからわからないんだ。
13年間英語を勉強してきて、ようやく悟ったことが1つある。それは、英語も最初から順番に読むのがいいということだ。文頭に行ったり文末に行ったりというおかしな読み方をしていては、いつまで経っても英語を読み慣れるなんてことはできない。そもそも英語と日本語とでは、文を構成するときの考え方が違うのだ。日本語の考え方で英語を読んで、まともに読めるはずがない。
簡単な例を挙げよう。「わたしは母とアメリカへ行った」という文を英語にして欲しい。“I went to America with my mother.”となるのは、容易にわかるだろう。
では今度は逆、“I went to Japan with my father.”を日本語にして欲しい。恐らく「わたしは父と日本へ行った」というように訳してもらえたと思うのだが、どうだろう? 肝心なのは、英語を左右に行ったり来たりしながら読んでいないか?ということだ。読む順番をわざわざ「I(わたし) my father(父) with(と) Japan(日本) to(へ) went(行った)」というふうに並び替えてはいないだろうか? 並び替えていたとしたら、それは日本語の考え方で英語を読んでいる証拠である。英語もそのまま文頭から順番に読んで欲しい。こんな感じにだ。
I went to(わたしは○○へ行った――どこへ?)
Japan(ああ、日本へ行ったのか)
with(ん? 何かを伴ったのかな?)
my father.(ああ、お父さんと一緒に行ったのか)
日本語で無意識にしている「思考の連鎖」。様式は違えども、英語も連鎖していける。最初は違和感を感じるかもしれないが、慣れれば英語を英語として読めるようになる。少なくとも筆者は読めるようになった。
筆者は決して英語のプロフェッショナルではない。上記の考え方も、独自に編み出したものだ。万人に効果があるとは思えないが、もしかしたらこの方法で英語を打破できる人もいるかもしれない。だから、もし興味が湧いたなら試してみるのもいいと思う。
「英語の文も最初から読む」、これがキーだ。
余談だが、筆者は英語が好きである。得意ではないが、好きである。そして昔から好きだったのかというと、そうではない。中学・高校時代は英語に興味がなかった。
どの勉強でも、好きになるには興味・関心が必要だ。筆者にとって、英語好きのきっかけになったのはネットゲームである。元々人と話すことが好きで、そのとき遊んでいたネットゲームでは、公用語が英語だった。だからコミュニケーションを取りたいならば英語を話さざるを得ず、そのために初めて電子辞書を購入して、電子辞書片手に一生懸命相手の台詞を読み、文を書いた。辞書を引くことすらも楽しいと感じた。
そんなある日、一緒に遊んでいたカナダ人から「英語巧いね」と言われた。どう見ても片言の英語である。一応会話は成り立っているとはいえ、使っているのは最低限の英文法、最低限の英単語。それなのに彼は褒めてくれた。英語に対する意欲が一気に上がった。
何がきっかけになるかはわからない。今まだ英語に苦手意識がある人も、捨て鉢になる必要はない。